クラゲ日誌(菜園備忘録)

70坪菜園 自然農法に挑戦

土つくり

菜園の話で「土つくり」と言うと

 

人間に土は作れない

畑の土を良くするのは土中の生物で人間はそのお手伝いをするだけ

 

という正論(屁理屈?)が聞こえてきます。

 

それは分かったうえで、土中生物のお手伝いを人間の手で行うのだから土つくりと言っても良いんじゃないかと思います。

 

さて、我が菜園ですが、周辺の宅地化が進む前から、田ではなく畑として利用された土地だそうです。

 

土壌分類図によると「灰色低地土壌」とされています。

地形的に、道路を挟んですぐ隣を流れる河川の沖積地であることがわかります。

少し傾斜もあり、菜園の各部によって土質も多少違うように見えます。

ただ、水田転換の畑ではないので全般的に水はけは良さそうで、場所によっては乾燥しすぎるかもしれません。

「肥沃な土地」とは言えないでしょうが畑をするには向いていると思います。

 

私の前に野菜作りをされていた方は、非常に熱心に取り組まれていたので、おそらく農薬は使っていないけども、化成肥料や畜糞堆肥などの有機肥料はそれなりに投入していたでしょう。

 

また、前の方が野菜つくりをやめてから、管理の為、全体に除草剤が撒かれたということも聞きました。薬剤が農業用であったかどうかもわからず、いささかショッキングな話です。個人的に除草剤には嫌悪感がありますが、あまり神経質になりすぎるのも良くないと思います。

 

これら直近利用を踏まえると、自然農法で成果を出すには相応の時間が必要と覚悟しました。

 

そして、今後当面は、食卓に上げる野菜などは栽培せず、緑肥による土づくりをしていくことにします。